山本 拓海

 現役時にはセンター試験は543点/900点中で当初の自分的には上々の出来だと思っていました。ただ第一志望よりは1ランク下げ、まぁ何とかなるかと臨んだ富山大学の受験でしたが手応えなくあえなく玉砕。唯一合格したのが偏差値37.5(パスナビ基準)の私立大学でした。不本意な結果でしたが、高校の担任からは進学を強く勧められ、進学すべきか思い悩んでいました。

 「1年間浪人しても成績が伸びる保証はない。」「むしろ成績は下がる可能性もある。」「周りに流されず1年間やりとげるのは難しい。」とネガティブな意見ばかり耳にする中、相談した予備校の副代表である村田先生に、「浪人はよくネガティブに捉えられるけど、学歴のステータスを飛躍的にアップさせるチャンスでもあるんだよ。1年間しっかり頑張れば、爆発的に成績は上がる可能性がある。一緒にがんばってみないか?」と言われました。その言葉で自分は村田先生のもとでやってみたいと思い、親には国公立大学へ進学することを条件に浪人を許してもらいました。

 僕が予備校に入学した当初は自分の弱点もわからず、何をしていいのかすらわからない状態でした。しかし村田先生が僕の模試の成績をもとにして、弱点を克服するための戦略を練り、1週間単位での目標を明確にした細かい学習スケジュールを組んでくれました。また模試のたびに弱い箇所を毎回分析してもらい、それを克服するための課題を出し、厳しく管理してもらいました。最後にはほぼ弱点分野を克服することができ、センター本番では764.8点/900点中とれました。自己採点では776.8点だったのですが、センターから届いた成績を確認したところ、国語と数学でマークミスがあったようで12点も下がっていました。結果、第一志望の神戸大学の経営学部の合格点にあと1.4点足らず…。

しかし昨年よりは220点以上点数を伸ばすことに成功しまして、後期で第二志望の大阪市立大学の経済学部に合格することができました。これは村田先生の支えがなければ不可能だったと思います。各教科の先生方も僕が質問した時は納得のいくまで付き合ってくれて、確実に疑問を解決できました。また村田先生には勉強だけでなく、社会的常識等の人として備える必要がある知識を教えてもらえました。さらにセンター試験や2次試験の直前の緊張した時に力が発揮できるようにメンタルケアをしてくれました。僕はこのシャトルでの一年間で勉強はもちろんですが、それだけでなく人としても成長できました。浪人は人生において脇道と考えている人がいるかも知れませんが(僕も浪人する前はそう考えていた)今では浪人してよかったと心の底から思います。それは学歴のステータスを大幅にアップできたこと、共に苦労し励まし合えた仲間がいたこと、そして素晴らしい先生方に恵まれたことに尽きます。受験はとても一人で乗り越えられるような甘いものではなく、シャトルの先生方のサポートが非常に大きなものでした。この1年は苦しいものになると思いますが頑張ってください。同じ浪人経験者として心より応援しています。